自分がどこで何にタブレットを使うか
最近タブレットを購入しようか検討している方
ショップで案内を受けたら欲しくなった、子供にスマホを取られたくないのでタブレットがあるといいかも、動画を見る時に便利そう、色々なきっかけがあると思います。
今回は「自分の用途にあったタブレットを選ぶ方法」を解説します
結論から言うと、タブレットは自分がどういう使い方をするのかをイメージできていないと確実にタンスの肥やしになる上に、余分な通信費を払う羽目になります。
そうならないように、この記事を読んで本当に必要かをまずは検討してください。
タブレットとは
そもそもタブレットとは?スマホやパソコンとどう違うの?という点を解説します。
まずはスマホとの比較ですが
タブレットはスマホの画面が大きくなったもの
以上です。できることなんか変わりません。
基本的にはタブレットでできることは全てスマホで代用できます。
また、タブレットは画面が大きいと言ってもパソコンよりは小さいですし、画面を指で操作するのでワードやエクセルなど細かい作業が苦手です。
なので、スマホより細かい作業は得意ですが、パソコンよりは苦手ということになります。
つまり、タブレットはスマホとパソコンの中間にあたる機器とは言いますが、とても中途半端な機器であるという事です。
ですが、何事にもニッチな需要があるように、タブレットもある特定のシーンでは一番になることができます。
それがこちらです。
・電子書籍を読む
・ゲームをする
・子供が電子機器に慣れる
順に解説していきます。
電子書籍を読む
タブレットはスマホより大きな画面が特徴です。
スマホの画面サイズが6インチ前後に対して、タブレットは11インチ前後です。
文字の大きさや情報量が全然違います。
そこでタブレットが力を発揮するのが、電子書籍なんです。
本というのは情報量が非常に多く、スマホでは読むのが大変です。
もちろん無理ではないですが、家でくつろいでいる時に小さい画面で本を読むと余計疲れてしまいます。
そんな時にタブレットがあれば、実際の本より少し大きく文字を読むことができて非常に読みやすいです。
家でくつろぎながらゆっくりと読書を楽しむ、それがタブレットで実現できます。
紙の本では場所を取ってしまったり汚れてしまったりと、読むこと以外の部分も気にしなければいけませんが、電子書籍ならその心配はいりません。
何百冊でもタブレットに入れることができるので、タブレットの中に大きな本棚があると思ってください。
ゲームをする
ゲームをする場合でもスマホよりタブレットの方が力を発揮します。
スマホよりタブレットの方が、CPUやメモリなど高性能なので処理能力が高くサクサク動きます。
さらにはバッテリーもスマホの倍以上持ちますので、長時間やっていても問題ありません。
子供が電子機器に慣れる
実はタブレットを買う理由の多くがこれです。
親のスマホを貸してしまうと壊してしまうかも知れないから貸せない。
かと言ってスマホを与えるのは心配、画面が遠くからでは見えづらいので何をしているかわからない。
そこで登場するのがタブレットです。
タブレットなら親のスマホは壊れません、画面も大きいので離れていてもだいたいは何をやっているかわかります。
あと、子供は細かい作業が苦手です。スマホだと小さすぎて操作しづらいのです。
タブレットであれば画面が大きく、子供が電子機器に慣れる第一歩として使いやすい機器と言えます。
パソコンよりは安いですし、スマホより操作しやすい。
実際に、小学校ではタブレットを教材として使っている学校も多いそうです。
おすすめのタブレット
タブレットに関しては「iPad」一択です
iPadを選んでおけば間違い無いです。androidのタブレットもありますが、スマホと比べて開発が遅れている印象がありiPadと比較すると全てに劣っています。
教材などでも高確率でiPadに合わせていますので、よほどandroidタブレットで欲しいものが無ければ選ぶ理由がありません。
なので、iPadの中で大きさをどうするかとWi-FiモデルにするのかWi-Fi+Cellular(セルラー)モデルにするのかという選択肢になります。
大きさに関しては現在のラインナップと画面サイズはこうです。
・12.9インチiPad Pro
・11インチiPad Pro
・10.9インチiPad Air
・10.2インチiPad
・7.9インチiPad mini
価格については公式サイトでチェックしてください。
Apple公式
Wi-Fiモデルとセルラーモデルの違い
タブレットを選ぶ際に、画面サイズ以外にももう一つ見るところがあります。
それがWi-FiモデルにするのかWi-Fi+Cellular(セルラー)モデルにするのかということです
通信方法の違いだけで、機能に違いはありません。
それぞれを簡単に説明します。
Wi-Fiモデル
パソコンと同様、本体のみで通信をすることができないモデルです。
インターネットに繋ぐ時にはWi-Fi環境のある場所か、スマホでテザリングをする必要があります。
メリットはセルラーモデルより安いことで、iPadで言うと同じ機種で税別15000円違います。
デメリットは単独で通信できないので、外では毎回スマホのテザリング操作が必要になります。
セルラーモデル
こちらはスマホと同様simカードを入れることができるモデルで、通信契約をすれば単独で通信することができます。
どこでもすぐに通信できるので、使い勝手が向上しますが、Wi-Fiモデルよりも高いことがデメリットです。
ちなみに、ドコモショップなどのキャリアショップで販売しているiPadは全てこのセルラーモデルになります。
なのでアップルストアで表示されている価格と比べると高いと感じてしまうのです。
(キャリアで購入するとそれ以外にも上乗せされてはいるのですが…)
どちらを選べば良いのか
これは単純に「外で使うことを想定しているか、家で使うことを想定しているか」で決めれば良いです。
家であればWi-Fi環境を整えさえすればWi-Fiモデルで全く問題ありません。
逆に外でWi-Fiモデルを使う時はいちいち繋がないといけないので、少々煩わしいと感じます。
外が多ければセルラーモデルの方が価格は高いですが、それ以上のメリットはあります。
取り出してすぐ使える、というのは、思っている以上に時間の節約と使いやすさに繋がります。
【まとめ】タブレットは中途半端な機器だから使い方が重要
今回の記事では、タブレットについてご紹介しました。
以前、携帯の販売員をやっていた時にタブレットを以前購入したけど全く使わず2年経ったから解約したい、というお客様が結構いました。
これって使わなかったものに月々の通信費をかけていた、という事になります。
当時最安だった場合でも月々3000円程度、補償など入っていた場合は4000円ほどかかっていて、2年なので最低72000円も払っていたということです。
もったいないですよね。なぜ使わなかったのかを伺ったら、当時の店員に0円で持って帰ってと言われて良さそうだなと思って持ち帰ったけど、スマホの方が使いやすくてタブレットは使わなかったという事でした。
このお客様の場合は、使うシーンがイメージできなかったのに買ってしまったという事です。
販売方法にも問題があるので仕方ないのですが、せめて活用しようとして欲しかったなと思います。
このように何もイメージしないままタブレットを購入してしまうと、何万円も損をします。
どこで何に使うのかをイメージして、価値があれば購入すれば良いですし、無ければ購入しない。
タブレットはかなり人を選ぶ機器ですので、慎重に検討してください。
今回の記事が少しでも役に立てば嬉しいです。
読んでくれた方がスマホ生活を充実できますように。
ありがとうございました。