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【2020年12月1日現在】ドコモ本体値下げ検討|ドコモ”サブブランド”立ち上げも

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大手携帯会社で初 ドコモ“本体ブランド”値下げへ

2020年12月1日、このようなニュースが報じられました
NTTドコモは大手では初となる本体ブランドでの値下げを検討しているようです
また、新たに低価格を売りとしたサブブランドを立ち上げるということも併せて報じられました

今回はこのニュースについて解説したいと思います
ただ、前提条件として「検討段階であり確定情報ではない」ということですのでご了承ください

解説ポイントは3つ

・なぜ値下げをするのか?
・本体ブランドとサブブランドの違いは?
・いくらくらいのプランになるのか?

なぜ値下げをするのか?

2018年8月に菅義偉官房長官(当時、現総理)の「携帯電話の料金は不透明で、他国に比べ、高すぎる。4割程度は下げられる余地がある」という発言から始まり、総理になってからもたびたび携帯料金について話しているのをご存知の方も多いと思います

現在、総務省から携帯キャリア3社(ドコモ、au、ソフトバンク)に向けて料金の値下げを要請しています
すでにauとソフトバンクについては、それぞれサブブランドであるUQmobile、Y!mobileでの新プランを発表しています
ドコモだけ回答が無かったところでの今回のニュースという訳で、これで3社の回答が出揃ったという形になります

本体ブランドとサブブランドの違いは?

現在のところauとソフトバンクの2社がサブブランドを展開しています
auは「UQmobile」
ソフトバンクは「Y!mobile」
となりますが、大きな違いとしてはターゲットの違いがあります。

本体ブランドはどちらかというと「たくさんデータ通信をする人」「最新機種を使いたい人」「家族数が多い人」をターゲットにしています。
対してサブブランドは「データ通信はそこそこな人」「機種にこだわりが無い人」「単身もしくは2人家族」がターゲットです。

データ通信はそこそこで良い人がターゲットので、通信品質に関しては落ちます
機種も本体ブランドと比べるとスペックの低い機種がほとんどです
家族割なども最低限しかありません
その代わり、ベースの月額費用が安いというメリットがある、という訳です

通信品質が落ちると言っても、格安simと呼ばれるMVNOと比べると高速かつ安定している、という点で価格と品質のバランスが良いので人気のブランドとなっています

今までドコモはサブブランドを作っていない状況でしたが、今回参入する事で3社とも本体とサブで展開していくという構図になりそうです

いくらくらいのプランになるのか?

ドコモでのサブブランド展開には課題もあると個人的には思っています

それはOCNモバイルとの関係です
先日NTTドコモは改めてNTTの子会社になり、前述のOCNとは兄弟会社になるという状態になります

OCNモバイルはドコモの回線を使ったMVNOで、少ないデータ量のプランが多いことが特徴です
そこでドコモがY!mobileやUQmobileのように3Gや6Gのプランを出すとは考えづらいな、と考えています
20Gで3000円程度のプランになるという報道もありますので、おそらく10G〜20Gのプランを複数展開してOCNとターゲット層を分けてくるのではないでしょうか

まとめ

今回、ドコモがサブブランドを展開することで、また3社でサブブランドを含めて囲い込み合戦が始まるなと感じています
ユーザーにとって分かりやすいかと言われると違うかなと感じていますので、当ブログでわかりやすく記事にまとめていくつもりです