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【子供の使いすぎ防止】ドコモのギガライトが2021年3月から上限設定可能に

ギガライトの上限設定
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今回は、こちらのニュースから、ドコモのギガライトをわかりやすく解説します。
[blogcard url=”https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2012/09/news126.html”]
ドコモで提供している「ギガライト」について、これまでデータ通信量に応じて階段状に料金が上がっていったのですが、2021年3月から上限設定が可能になります。

これまで、家族でドコモを使っている場合にお子さんはギガライトを選ぶ傾向が多かったです。
ギガホだとデータ通信量が多すぎる、月額料金が高いといった理由ですね。

その時に、こんな会話をよくしていました。

店員のスマホリ
店員のスマホリ
ギガライトは使ったデータ量で料金が変わります。ご家庭でデータ通信量を確認しながら使ってくださいね。通知は来ますけど、お子様のスマホに来ますので。
お客様
お客様
せめて3ギガに抑えてくれよ〜。それ以上使ったら没収だからな!

なんていう感じです。
本当によくありました。中には上限が設定できないからシェアパック(以前の料金プラン)から変更しない、というお客様もいたくらいです。
ドコモショップ的には新プランにどれだけ移行してもらうか、というのも目標値として設定されていたので厳しかったんですけど…笑

今回の変更で、これまでお子さんの利用状況で変動していたスマホ料金が一定になり、親としては計算しやすくなりました。
とはいえ、注意点もありますので、これじゃ使いづらいとならないように詳しく解説していきます。

この春からドコモで新しくスマホを持つという方もいるかと思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

ギガライトのプラン内容

ギガライトプラン内容階段状に料金が上がる

ギガライトを図にするとこのようになります。
月初に一番下からスタートして、月末までに使ったデータ量に応じて請求される料金が変わる、というプランです。
7ギガが上限になっていますが、超えてしまうと速度制限がかかり、インターネットはほぼ使えないレベルでの速度となってしまいます。

データ使用量の他に、様々な要因で料金が変わりますので、これからその要因を解説していきます。

データ通信量に応じた価格設定

ギガライトでは、データ通信量に応じて料金が変動します。
図にもありますが、全部で4ステップあります。

・ステップ1:1ギガ未満
・ステップ2:1ギガから3ギガ未満
・ステップ3:3ギガ以上5ギガ未満
・ステップ4:5ギガ以上7ギガ

1ヶ月で使うデータ量が1ギガ未満というのが最初のステップです。以降は2ギガずつ増えるごとにステップが上がり、ステップ4まであります。
カタログやCMで謳っている月額料金はこのステップ1の料金となります。

月額は1480円から5980円

ギガライトの基本的な月額料金はこのようになります。

・ステップ1:2980円
・ステップ2:3980円
・ステップ3:4980円
・ステップ4:5980円

あれ?さっきの図と違う、となるかと思います。

ここで挙げたのは、基本的な料金です。
様々な割引が入ることで、最安で月1480円で使えるようになります。

みんなドコモ割

みんなドコモ割とは、家族でドコモの回線を使っている時に適用される割引です。
2人で使っていれば500円/月、3人で使っていれば1000円/月の割引が適用されます。

4人以上の場合は3人の時と同じ割引額となります。
ドコモでは「家族」というのは3親等以内を指しますので、おじいちゃんおばあちゃん、叔父さん叔母さん、いとこも大丈夫です。
とにかく3人以上ドコモを使っていて、ファミリー割引の申し込みをしていれば適用される割引です。

ドコモ光セット割

上で紹介したファミリーの中に、ドコモ光を使っている人がいれば適用される割引です。
携帯会社定番の割引ですね。

あくまでも「ファミリーの中」なので、実際にご自身で使っている必要はありません。
例えば、実家でお父さんが光回線をドコモ光にしていたとします。その場合、お父さんとファミリーを組んでいればドコモ光セット割が適用されます。

割引額はステップごとに違います。

・ステップ1:0円
・ステップ2:-500円
・ステップ3:-1000円
・ステップ4:-1000円

このドコモ光セット割とみんなドコモ割は併用する事ができ、最大で2000円割引されます。
なので、この2つの割引を適用した場合で、カタログやCMの中で紹介している、という訳です。

ドコモのロング学割

ドコモのロング学割大きい文字の月額料金は半年だけですよ〜

いつでもある訳ではないですが、この時期の風物詩「学割」です。
今回は、ドコモのロング学割ということでギガライトの場合は「半年間1000円引き」「7ヶ月以降500円引き」を22歳まで適用する事ができます。
また、データ量も2ギガ増量していて、通常ステップ1は1ギガまでですが、学割が適用されていれば3ギガまで利用する事が可能です。

条件は2つあります。
1つは新規契約(乗り換え含む)、機種変更、契約変更(キッズケータイやガラケーからスマホにすること)をしてギガライトに申し込む事。
もう1つは申し込み時に22歳以下であること、となります。

以前の学割では機種変更は対象外でした。
また、スマホを他で調達しショップに持ち込むことでも学割が適用されます。

お子さんにスマホを持たせるときは学割を適用させることを意識すると、かなりお得に使う事ができます。
学割と言いつつ23歳になるまで適用させる事が可能なので、お得になる金額はかなりのものです。
だいたい12月から5月くらいまでやっていますので、もしお子さんにスマホを持たせる、機種変更をするという場合はこの時期を狙うと良いです。

ただ、よく聞かれますがスマホ本体は学割で安く購入できるとかは無いので、ショップスタッフに聞かないようにしましょう。

ギガライトの上限設定

ギガライトプラン内容右の図のように階段を途中で止められるように

ここからが本題なのですが、今回ギガライトに上限設定オプションがつくことになりました。
適用は2021年3月からとなっています。

これは、ギガライトのステップを途中で止められるというオプションになります。
上限が決まってしまいますので、メリットデメリットありますが、お子さんにスマホを持たせようと思っている親にとっては朗報なのではないでしょうか。

上限設定はステップ1の〜1ギガだけ

各ステップで止められるのかと思いきや、ステップ1でだけ上限設定をかけられるとの事です。
学割が無い場合、1ギガで終わってしまいますので現在の利用状況を確認して申し込むようにしましょう。

1ギガだと何ができるのか

1ギガだと何ができるかという事ですが、総務省の発表した資料によると下記の表にあるように、例えば動画だと2時間〜3時間の視聴ができます。
少ないといえば少ないですが、LINEのメッセージくらいであれば速度制限がかかっても使えますので、お子さんには1ギガでも良いのかなと思います。

ドコモのロング学割を使えば3ギガまで使えますし。

利用内容 使用通信量
ニュースサイト閲覧(1ページ) 0.3MB程度 ※1GBで3,300ページ
メール送受信(1通) 0.5MB程度 ※1GBで2,000通
地図アプリ(10分) 1MB程度  ※1GBで1,000回
標準画質の動画視聴(1時間) 300~500MB程度 ※1GBで2~3時間

廃止する事もできる

ギガライトの上限設定オプションは一度設定したら外せない、という事はありません。
まだ運用が始まっていないので断定はできませんが、ショップはもちろん電話やインターネットでも手続き可能になるかと思います。

年齢や利用状況を見て解除するのも良いのではないでしょうか。

【まとめ】お子さんには設定するべきだが、データ量には気をつけて

今回は、ギガライトのプラン説明と上限設定オプションについて解説しました。
これまでは普通に使うとどんどんステップが上がってしまい、割引を最大適用させても4000円ほどの月額料金になってしまっていました。

そこを上限設定オプションで抑えることで、親の負担が相当減るのではないでしょうか。
ただ、データ通信が1ギガもしくは学割適用時で3ギガしかありませんので、お子さんが現在スマホを使っている場合には利用状況なども加味して、しっかりと話し合いをすることが大切です。

お子さんとしてもいきなりデータ使用量が少なくなってしまったら、とてもがっかりするかも知れませんし、それで親子喧嘩になっても困りますよね。
スマホの使い方というのはとてもデリケートな問題ですので、しっかりと話し合いをする事で、親も子供も納得してスマホを使えるようにしていきたいものです。

今回は以上です。
これを読んでくれた方のスマホ生活が充実しますように。
お読みいただきありがとうございました。