ドコモの提供するオンライン専用プラン「ahamo」が2月5日時点で先行エントリー件数が100万件を超えたようです。
私は2台スマホを持っていて、ドコモと楽天なのですが、ahamoの先行エントリー受付初日に申し込みました。
ただ、当初はドコモのファミリー回線から外れてしまうという事だったので、他の家族の関係やキッズケータイの契約ができなくなってしまうなどの理由で申し込みを躊躇していた方も多いのではないでしょうか。
ですが、発表から今日までに様々な点が改善されています。
・ファミリー回線が利用可能になった
・ドコモの継続利用期間を引き継ぐようになった
・当初発表されたMNP手続きが不要になった
など、これまでドコモを使っていた方が安心して移行できるようになっています。
今回は、改めて「ahamo」を解説するとともに、お子さんがキッズケータイを使っている場合はどうなるのか、など家族で使っている場合での疑問点も併せて解説していきます。
これを読めば3月26日のahamo提供に合わせて、家族全員で携帯料金を一気に下げることができます。
ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです。
ahamoのプラン内容を確認
ahamoのプラン内容については、以前の記事で解説をしています。
[blogcard url=”https://smart-holic.com/【デメリットもある】nttドコモ新料金プラン「ahamo(/”]
ですが、この記事でも内容はわかるように解説をしていきますので、ご安心ください。
・月額2700円(税別)
・データ容量20ギガ
・速度制限時1Mbps
・4G/5G対応
・5分かけ放題が標準
・海外ローミング追加料金なしで利用可能
・事務手数料全て無料
・契約期間の縛りなし
複雑な割引や期間限定の割引などは一切無く、単純に月額2700円で20ギガのデータ通信と5分以内のかけ放題がついている、というプランです。
回線はドコモ本体の高品質な回線を利用するので、これまでドコモを使っていた方でも安心の通信品質となっています。
これまでのプランと違う点は、オンライン専用になったという事です。
ドコモショップや家電量販店ではプラン変更できませんので、店舗に行ったとしても何も対応してもらえません。
まだ詳細は不明ですが、専用のアプリが使えるという事なので、発表を待ちたいと思います。
簡単にできるようになっていれば良いのですが。
これまでギガホを使っていた方からすると、料金が半額程度になりますので、非常にお得なプランになっています。
ahamoの注意点
大きな注意点としては2点あります。
・キャリアメールが使えない
・ケータイ補償について正式な発表がない
(追記)
ケータイ補償については、3月1日に補償対応の発表がありました。
あとはキャリアメールだけですが、さすがに厳しいかなと思います。
対応機種も発表されました。
iPhoneSEの初代や6,7も対応しています。
[blogcard url=”https://ahamo.com/support/supported-phones/#android”]
ahamoでもドコモ光とのペア設定は可能
ドコモを利用している方であれば、家の固定回線をドコモ光にして一緒に利用している、という方も多いのではないでしょうか。
ドコモ光と言えば「ドコモ光セット割」でファミリー回線の全員が最大1000円の割引を受けられる、というのが特徴です。
ただ、ドコモ光を契約している回線がahamoになった場合、ドコモ光セット割が無くなってしまうのではないかという話もありました。
って思いますよね。でも、安心してください。ahamoでもドコモ光とのペア設定は可能になっているので、これまで通り家族にドコモ利用者がいれば割引が受けられます。
変更点1:ahamoでもファミリー回線の対象になった
これまではファミリー回線の対象外としていましたが、ahamoに変更したとしてもファミリー回線の対象になりました。
ファミリー回線の対象になったことにより、こちらの3つができるようになりました。
みんなドコモ割のカウント対象になる
みんなドコモ割とは、ドコモを利用している家族の人数によって割引が受けられるというものです。
ドコモを使っている家族が2名なら500円、3名以上なら1000円という割引額です。
ahamo自体はこの割引の対象外ですが、ファミリー回線のドコモ利用者は割引が受けられます。
例えばこれまで3人でドコモを使っている家族がいたとします。
1人だけahamoに変えるとなった場合、これまでであれば1000円の割引だった他の家族が500円の割引になってしまうところでしたが、これまで通り1000円の割引を受けることができます。
ドコモを利用している家族からきた電話は通話無料
ドコモではファミリー回線を組んでいる家族であれば、家族同士の通話が24時間無料になっています。
ahamoに変更したら、この通話無料も無くなってしまうということでしたが、これも改善されました。
ただ、ドコモからahamoの家族に電話をする場合が通話無料で、ahamoからドコモの家族に電話をする場合は5分以内であれば通話無料となりますので、ご注意ください。
両親がahamoでもキッズケータイの契約は可能
これまでは夫婦でファミリーを組んでいて、2人ともahamoに移行する場合にはキッズケータイの新規契約ができなくなってしまっていました。
理由は、キッズケータイをファミリー回線に入れるというのが契約条件だったからです。
このため、このような事を考えていた方もいたのではないでしょうか。
これは、ahamoがファミリー回線の対象となったことで解決します。
ahamoとキッズケータイを紐づけることが可能になりましたので、ahamoだけの家族でもキッズケータイを契約することができます。
特にこれからキッズケータイを検討する、という方には嬉しい変更点と言えます。
変更点2:ahamoでもドコモの継続利用期間を引き継ぐようになった
ahamoの発表以降、既存ユーザーから継続利用期間が引き継げないのか、という意見が相次いだようです。
そこで、今回の変更で継続利用期間が引き継げるようになりました。
長くドコモを使っている方も安心してahamoに移行できるようになりました。
ずっとドコモ割特典は対象外
ですが、ずっとドコモ割特典は対象外との事です。
ずっとドコモ割特典とは、継続利用期間に応じて毎年誕生月にdポイント(期間・用途限定)がもらえるというものです。
それぞれのステージとdポイントはこのようになっています。
dポイントクラブのステージ | 進呈ポイント数 | |
ドコモのギガプラン | ケータイプラン | |
プラチナステージ | 3,000pt | 1,200pt |
4thステージ | 2,000pt | |
3rdステージ | 1,500pt | |
2ndステージ | 1,000pt | |
1stステージ | 500pt |
・プラチナステージ 15年以上
・4thステージ 10年以上
・3rdステージ 8年以上
・2ndステージ 4年以上
・1stステージ 4年未満
ギガプランというのは「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト」の総称です。
変更点3:ドコモを利用中であればMNP(乗り換え)手続きは不要
ahamoの発表当初、MNP予約番号を取得しなければいけないという事でしたが、こちらも不要になりました。
同じドコモなのになぜMNPが必要なのか、という意見が多く「実質サブブランド」だと言われた要因でもあります。
MNPが不要になった事で、ユーザーとしてはプラン変更と同じような気軽さでahamoを利用することができるようになります。
手続きが非常に簡単になりましたので、MNPとか良くわからないという方にも安心です。
ahamoの先行受付は3月25日まで
現在もahamoの先行受付は可能です。
先行受付特典として、dポイントが3000ポイント付与されます。
ahamo先行受付サイトから先行受付が可能です。
期限は2021年3月25日までとなります。
ahamoの先行エントリーをしたけど受付メールが来ないという疑問
こんな疑問がネット上でも多く出ているようです。
私は12月3日の発表直後に先行エントリーをしました。
メールアドレスを記入したので「受け付けました」といった趣旨のメールが来るものだと思っていましたが、受付メールは来なかったです。
不安になりもう一度エントリーしてみましたが、やはりメールは来ないです。
提供直前にメールが来るものだと思って気長に待ちましょう。
(2月15日追記)
ドコモからショートメールで「先行エントリーありがとうございました」と連絡がありました。
皆さんもそろそろメール来るかもしれません。
心配してましたが、何はともあれエントリーできていた、という事で安心です。
ahamoに変えなくても良い人もいます
ここまでahamoを解説してきましたが、ahamoに変えない方が良い場合もあります。
それは「ギガライト」を利用していて3ギガ未満で収まっている人です。
みんなドコモ割が最大の1000円割引が適用されていて、ドコモ光も利用しているという条件ですが、これを満たす方は無理にahamoに変更する必要はありません。
ちなみに、私の妻がこのパターンです。
月額料金はギガライトの1ギガ未満で1980円になっています。もし1ギガを超えても2480円ですので、ahamoより安いです。
妻は実家のお母さんに電話することも多いので、通話料無料がかなり大きいです。
【まとめ】ahamoは若者向けというのがコンセプトだったが、家族利用も全く問題なし
今回は、2月5日に変更があったahamoを改めて解説しました。
オンラインでの手続きが注目され、発表会でも若者で単身向けというコンセプトでしたが、現在のユーザーにも配慮した形に収まりました。
ですが、この変更により一気に家族での利用にも光が見えました。
特にファミリー回線の対象になったというのは大きいです。
これまでドコモを使っていた方の多くは、ファミリー回線をかなり意識していました。
しかもキッズケータイがファミリー回線の申込必須ということで、ファミリー回線が無くなってしまうahamoは躊躇していた方も多かったと思います。
ahamoでもこれまで通り利用可能ということなので、ギガホやシェアパックを使っている方はahamoに切り替えれば月額料金が半分くらいになります。
提供は3月26日からとなりますので、変更しようと思った方は先行エントリーをおすすめします。
ahamo先行受付サイトから先行受付が可能です。
これを読んでくれた方がスマホ生活を充実できますように。
今回もありがとうございました。