先日発表された楽天モバイルの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」
このプランの目玉と言えば、1ギガまでの利用であれば0円で使えてしまうという点。
4月で自動で変更になる上、現在はまだ1年無料のキャンペーンを行っているので、このニュースを受けてRakuten UN-LIMITの申し込みが増えているようです。
1ギガ0円だけではなく、全体的に低料金で利用可能という事で、子供用に検討しているという方も多いのではないでしょうか。
ですが、気をつけてください!
普通に申し込むだけでは確実に損をします。
今回はなぜ普通に申し込むだけでは損をしてしまうのか、という理由と、未成年でRakuten UN-LIMITを申し込む方法を解説していきます。
お子さんのスマホを楽天モバイルで検討している方は、ぜひ一度読んでから申し込みをしてください。
なぜ普通に申し込むと損をするのか
全くその通りです。今回のプランは個人的にもかな〜り気になりました。
通信はWi-Fiをメインにすれば、電話かけ放題なのに0円でずっと使えるんですよ。
禁じ手を使った、と言っていた記事もありましたが、本当にそれくらいの衝撃です。
ですが、こちらの注意書きをご存知でしょうか?
月間データ利用量が1GB以下の場合、ご契約1回線目のプラン料金が0円となります。
この”1回線目”というのがポイントです。
他社の場合では、親の名義でお子さん用の回線を申し込むというのが一般的です。
例えばお子さんの新規契約をする場合、お父さんかお母さんの名義で申し込みますよね。
両親が楽天モバイルを利用していなければ問題ないのですが、すでに利用している場合に上記をやってしまうと月額料金が0円というのはできません。
これが普通に申し込むと損をしてしまう理由です。
家族で楽天を2回線以上使う場合、名義は別々にする
では、どうすれば0円で使えるようになるのかというと「名義を別々にする」という方法です。
例えば、お母さんが楽天モバイルを使っていて、お子さんが楽天モバイルで申し込みをする場合を考えてみます。
一般的にはお母さんが楽天モバイルを使っているので、お子さんもお母さん名義で申し込みたくなるものですが、ここはお子さんの名義で申し込みましょう。
楽天モバイルで言う「名義」というのは他社と少し違っています。
楽天の場合は「契約者」と「楽天ID」の2つが必要になります。
楽天では「楽天ID」で全てのサービスを紐づけています。
モバイルも同様で、Rakuten UN-LIMITの申し込みにも楽天IDが必要です。
先ほどの「1回線目」というのは、楽天IDに登録されている回線で一番古い回線を1回線目としています。
つまり、同じ楽天IDで複数回線がある場合、新しい回線は当然1回線目にはなりません。
名義はお子さんであっても楽天IDがお母さんであれば適用されないという状況になりますので、お子さん用の楽天IDを作る必要があります。
まとめると
・お母さんが楽天モバイルを使っている場合、お子さん名義で作らないと0円にならずポイント還元も受けられない
・契約者名義はお子さんにする
・お子さんの楽天IDを作る必要がある
お子さんの楽天IDを作った後の注意点
Rakuten UN-LIMITの申し込みには楽天IDが必要で、お子さんの楽天IDを作る必要があります。
その際に大きな注意点があります。
Rakuten UN-LIMITを申し込むと、楽天ポイントの還元が5000円分あります。
この5000円分のポイントは、お子さんに入ってしまう、という点です。
しっかりと管理をして、適切に利用をするようにしましょう。
新規契約の場合、スマホを同時購入することもあるかと思います。
その際もキャンペーンがあって、最大で20000円分のポイントが還元されます。
それもお子さんのIDに入ってしまいますので、合わせて注意をするようにしてください。
18歳未満のお子さん名義でRakuten UN-LIMITを申し込む方法
これまで解説した注意点に気をつければ、1ギガ0円で利用する事が可能です。
それでは、お子さんの名義でRakuten UN-LIMITを申し込む手順を説明します。
Webでの申し込みはできません
通常であればWebからの申し込みができる楽天モバイルですが、18歳未満の方が申し込みをする場合は店舗での申し込みが必須となります。
お近くの楽天モバイルショップへ行って手続きをしてください。
楽天モバイルショップ店舗検索
店舗での申し込み方法と必要書類
店舗で申し込み手続きを行う際、保護者と本人の2名で行ってください。
保護者のみ、本人のみは受付できませんのでご注意ください。
その際に本人確認がありますので、下記書類を用意して来店するようにしてください。
・マイナンバーカード
・健康保険証と住民票
・パスポートと住民票
この3つのうちどれか1つを用意してください。
※学生証は本人確認書類とはなりません。
・運転免許証
・運転経歴証明書
・マイナンバーカード
・精神障がい者保健福祉手帳
・療育手帳
・健康保険証(住民票が必要)
・パスポート(住民票が必要)
・住民基本台帳カード(住民票が必要)
この中のどれか1つを用意してください。
また、未成年の契約の場合は「法定代理人同意書 兼 支払名義人同意書」の作成が必要です。
保護者の印鑑が必要となりますので、こちらも忘れずに持っておきましょう。
そして、お子さん用の楽天IDを準備しておきましょう。
支払い方法に関してはクレジットカードか銀行口座になりますが、保護者名義でも問題ありません。
未成年の契約の場合はフィルタリングサービスの申し込みが必須
楽天モバイルでも当然ですが、未成年の契約であればフィルタリングサービスの申し込みが必須となります。
「あんしんコントロール by i-フィルター」というサービスで月額300円となります。
完全に無料で使えると言うわけではありませんので、その点だけご注意ください。
18歳から20歳未満のお子さん名義でRakuten UN-LIMITを申し込む方法
こちらの場合は、18歳未満の申し込みよりも簡単にできます。
Webでも店舗でも申し込みが可能となり、フィルタリングサービスも必要ありません。
必要書類については、18歳未満の場合と同様です。
もしお子さんが運転免許証を持っていれば、それだけで本人確認書類として利用可能です。
ですが、保護者の同意はどちらにしても必要となります。
Webで手続きをする場合でも、お子さんと一緒に手続きをしてください。
MNP(乗り換え)の場合
これまでは新規契約を想定してお伝えしてきました。
ですが、中には元々他社でお子さんのスマホを契約していて、楽天に乗り換えるというパターンもあるかと思います。
その際にも注意点があります。
それは「MNPの場合、乗り換え前の名義が適用される」です。
つまり、他社で親の名義で利用していた際は親の名義で申し込まなくてはいけない、という事です。
他社でお子さんの名義に名義変更できるとは限りませんので、現在の契約を解約して楽天を新規契約した方が簡単です。
現在の契約条件を確認して、損しない選択をしていただければと思います。
【まとめ】注意するべき点をしっかりと押さえてトラブルの無いようにしましょう
1ギガまでなら0円で使えて、ポイント還元などの特典も数多くあるRakuten UN-LIMITですが、今回ご紹介した注意点もありますので、申し込みの際はしっかりと確認してから行うようにしましょう。
今回の内容を簡単にまとめます。
・0円で使えるのは1回線目だけ
・このため名義を分けて契約するとお得
・名義とは「契約名義」と「楽天ID」
・お子さんの契約でも楽天IDを作る必要がある
・ポイント還元はお子さんの楽天IDに入る
・18歳未満の申し込みは店舗でないと不可
・本人確認書類と印鑑を忘れずに
・MNP(乗り換え)の場合は乗り換え前の名義が適用される
楽天モバイルでは、事務手数料や解約金も0円となっています。
0円で使える上にポイントも付与されます。
めちゃくちゃお得ですが、契約を分けることによるトラブル(ポイントの使い込みなど)も考えられますので、しっかりと今回の内容を理解して使ってくださいね。
お子さんはすぐに使い方覚えちゃいますから。
親がしっかりと手綱を引く必要があります。
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