ドコモユーザーの方なら持っている、という方も多い「dカードゴールド」ですが、特典としてケータイ補償がついている事はご存知でしょうか?
・「dカードケータイ補償」とドコモの提供している「smartあんしん補償」は何が違うのか
・dカードゴールドを持っていれば他の補償は必要無いのか
今回は同じ「補償」というサービスの違いについて解説していきます。
dカードゴールドを持っている方も、持っていないけど今後持つかもという方もぜひ参考にしてみてくださいね。
こんにちは、スマートホリック(@smart_holic1019)です。
このブログは「家族でスマホを使う時に、お得で使いやすいサービスを紹介する」をコンセプトに作っています。
それでは今回の解説はこちらです!
dカードゴールドのケータイ補償とは
dカードゴールドは2023年6月28日に加入者数が1000万人を突破したそうです。
ドコモのユーザーであれば多くの方が持っているdカードゴールドですが、特典の1つとして「ケータイ補償」がついています。
dカードゴールドのケータイ補償とはどういった補償なのか、適用範囲は、など解説していきます。
ケータイ補償内容
dカードゴールドのケータイ補償はこのような補償となっています。
・補償上限は10万円
・修理不能、紛失、盗難が対象
・補償対象と同じスマホを購入する場合のみ利用可能
他の補償では対象となる「画面割れ」や「バッテリー交換」などでは利用できません。
補償を利用する時に、補償対象となるスマホが無かった場合は、dカード側が指定するスマホ購入時に利用可能となります。
公式から発表があるわけではありませんが、全く違うスマホになるという訳ではなく、次モデルだったり性能が同じくらいのスマホになるようです。
対象となるのはドコモで購入したスマホ
dカードゴールドケータイ補償の対象となるスマホは「ドコモで購入したスマホ」となります。
他キャリアやSIMフリーのスマホの場合は対象外となります。
特にiPhoneだとApple公式との価格差がかなりあるので、Appleで購入している方も多いと思います。
その場合はdカードゴールドを持っていたとしても補償適用にはなりませんので、ご注意ください。
ケータイ補償は家族カードも対象
dカードゴールドケータイ補償のメリットとしては、家族カードを持っている方も対象となる点です。
家族カードについては、1枚は無料で作ることができます。
2枚目からは1枚につき年会費が1,000円かかります。
月にすると100円以下なので、下手な補償に入るよりはよほどお得になります。
補償を使うときに分割だと損!
dカードゴールドケータイ補償の補償額は最大で10万円です。
最近はスマホの価格が20万円ほどになることも珍しくありませんので、補償される額では足りないこともあります。
その場合は分割を組んで、と思われるかもしれませんが、それは大きな損失になります。
実はdカードゴールドのケータイ補償では分割金は対象外となります。
分割購入の場合、頭金と事務手数料しか補償の対象になりません。
購入するときは一括で購入するようにしましょう。
smartあんしん補償とは
smartあんしん補償とは、ドコモで加入できるスマートフォンの補償です。
以前から「ケータイ補償」という補償サービスがありましたが、内容が追加され「smartあんしん補償」となりました。
smartあんしん補償内容
smartあんしん補償の補償内容はこのようになっています。
スマートフォンだけではなく、その周辺機器も補償対象となっています。
主なところだと「タブレット」「パソコン」「スマートウォッチ」「ワイヤレスイヤホン」あたりです。
故障時の端末交換(交換費用あり)や修理の割引があります。
smartあんしん補償では、画面割れやバッテリー低下でも交換可能となっています。
smartあんしん補償について詳しくは下記記事で解説しています。
加入できるのは1台のみ
smartあんしん補償で加入できるのは、1台のみです。
ドコモの通信契約で登録されているスマホのみに適用となるため、1回線ごとに補償に入る必要があります。
例えばドコモを利用している家族4人で全員smartあんしん補償に入る、といった場合には4契約となります。
1契約につき、330円〜1100円かかりますので、4人になると最大で4400円も月額料金がかかります。
ケータイ補償とsmartあんしん補償の違い
ここからはdカードゴールドケータイ補償とsmartあんしん補償の違いを解説していきます。
同じ「補償」でも内容が全然違いますので、違いを分かっていないと「こんなはずでは」という事も起きかねません。
補償で対応できる範囲が違う
dカードゴールドケータイ補償とsmartあんしん補償では補償で対応できる範囲が違います。
例えばこんな感じです。
・dカードゴールドケータイ補償は補償なし
・smartあんしん補償は交換可能(有償)
両方補償が適用できるパターンとしてはこのパターンです。
・dカードゴールドケータイ補償は最大10万円補償
・smartあんしん補償は交換で対応(有償)
補償の対象スマホの数が違う
dカードゴールドケータイ補償とsmartあんしん補償だと対象スマホの数も違います。
dカードゴールドケータイ補償はドコモで購入したスマホ以外は利用できません。
smartあんしん補償の場合は、他社購入のスマホでも加入できます。
smartあんしん補償に加入できるスマホは下記から確認できます。
[blogcard url=”https://www.docomo.ne.jp/binary/pdf/service/smart_anshin_hoshou/common/list_other.pdf”]
なので、他社からドコモに乗り換えてdカードゴールドを作ったといった場合、スマホをそのまま持ち込んでいたらdカードゴールドの補償は利用できないので注意が必要です。
補償の受け方が違う
補償の受け方についても違いがあります。
smartあんしん補償ではMy docomoでの申し込みやドコモショップ店頭での申し込み、電話での申し込みなど多岐にわたる窓口があります。
dカードゴールドケータイ補償は基本的にはドコモショップでの対応となります。
ahamo契約の場合はオンラインショップでの対応も可能です。
また、購入時の支払い方法はdカードゴールドのみとなります。現金では支払うことができません。
補償にかかる費用を比較
dカードゴールドケータイ補償とsmartあんしん補償にかかる費用を比較していきます。
dカードゴールドが年会費となっているので、smartあんしん補償の費用も年間でかかる費用を出して比較しています。
smartあんしん補償はiPhone15で加入したと想定します。
dカードゴールド補償 | smartあんしん補償 | |
1人 | 11,000円 | 10,560円 |
2人 | 11,000円 | 21,120円 |
3人 | 12,100円 | 31,680円 |
4人 | 13,200円 | 42,240円 |
このように、人数が多くなるにつれてsmartあんしん補償の場合は負担金額が増えていきます。
もし家族全員でドコモを使っているのならば、盲目的に全員補償に入るのではなく、使い分けをすることで年間の費用を抑えることができます。
ドコモショップで接客をしていても、今まで一回も補償を使ったことないけど何年も補償に入っているというお客様が多いです。
自分はスマホを落としやすい、と自覚していればsmartあんしん補償に入っておくと良いでしょう。
【まとめ】補償内容をよく見て自分に合った補償を
いかがでしたでしょうか。
dカードゴールドケータイ補償とsmartあんしん補償の違いを解説しました。
dカードゴールドケータイ補償はあくまでもクレジットカードについている特典になります。
これだけで万全という訳ではありません。
やはり万全の対策という意味では、smartあんしん補償に入っていた方が安心です。
ですが、これまで補償に入っていたけどあまり使ってこなかったという方には、思い切ってdカードゴールドケータイ補償だけにするというのも良いと思います。
本来補償に入っていたことで払っていた月額費用とdポイントの還元で元は十分取れます。
もしdカードゴールドをお持ちでないドコモユーザーの方がいましたら、この機会に検討してみるのも良いのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様のスマホ生活が向上しますように。
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