家庭の通信費っていくらくらいかかってますか?
総務省による「家計調査」によると、2018年の電話通信料の支出額は12万2,624円となっています。1ヶ月あたり約10000円です。
ここに光回線などのインターネット利用料金が加算されるのですが、同じ調査でインターネットの接続料1ヶ月にかける支出は1世帯あたり平均6,167円という結果が出ています。
合計で16000円ほどですが、この調査は全世帯対象のため、単身世帯も含まれています。
さらにスマホを分割で購入していると、その分もかかってきます。
となると、お子さんもいるご家庭だともっとかかっている、というのが容易に想像できます。
さて、あなたのご家庭の通信費はどれくらいかかっていたでしょうか?
25000円や30000円というご家庭も珍しくないのではないでしょうか。
スマホはドコモで、光回線はドコモ光を使っています。
2021年の5月にはスマホの分割が終わるので、あと4000円下がる計算です。
今回は、auを利用している方向けにUQモバイルにするとどれくらい変わるのか?
手続きや違約金、手数料はどうなるのか、使い勝手は変わるのか?など徹底的に解説します。
特に、3ギガ以下の方は大手キャリアをそのまま使う理由は全くありません。
使い勝手もスマホも変わってないのに、月々の料金だけ半額になったという例もありますので、携帯料金が高いと思っている方はぜひ最後までご覧ください。
こんにちは、スマホリ(@smart_holic1019)です。
このブログは「家族でスマホを使う時に、お得で使いやすいサービスを紹介する」をコンセプトに作っています。
それでは今回の解説はこちらです!
auを使っているとなぜ料金が高いのか
auで料金が高い理由は3つあります。
auに限らずですが、大手キャリアは料金体系が複雑です。
CMでは安く見えますが、この複雑な料金体系により実際は安くならないケースも多いのです。
プランが利用状況に合っていない
まず1つ目は「プランが利用状況に合っていない」です。
現在、auには2つの料金プランがあります(4Gの場合)
- データMAX4G LTE
- ピタットプラン4G LTE
ざっくりと言うと「データMAX」はデータ使い放題のプランで「ピタットプラン」はデータを使った分で料金が変わるプランとなっています。
また、旧プランではありますがフラットプランという7ギガの定額プランもあります。
auでは、データ使い放題プランを優遇しています。
利用の少ない方向けにピタットプランを用意してはいますが、元々が高いことと割引が少ないことで結果的にCMでやっているほど安さを感じないのが現状です。
例えば、こんな方だとauならこれだけの料金がかかります。
補償とかは今のスマホ使って長いから外しちゃった。
・フラットプラン4G LTE 4650円
・2年定期契約 −170円
合計で月額4480円ですね。
いかがでしょうか?高いのか安いのか…
ちなみに、同じ状況で格安SIMやサブブランドを利用すると、1000円〜1500円程度が月額料金の目安です。
こう見ると、auを使っていてギガ数が少ないというパターンは割高になってしまう、というのがわかると思います。
割引を最大限利用できない
携帯料金にはさまざまな割引が適用されます。
- 家族で使うと割引
- 自宅のネット回線を指定のものにするとスマホ料金を割引
こういった割引がありますが、適用条件が非常に厳しく最大に利用しきれないことも多々あります。
例えばauの家族割はこのようになっています。
家族2人で利用していれば500円の割引、3人で利用していれば1000円の割引となります。
ですが、夫婦で同じ会社を利用していないということもありますし、お子さんがまだ小さくてスマホは使っていないという事もありますので、最大の割引を適用させるのはかなり厳しいと言えます。
不要なオプションがついていることもある
最後は「不要なオプションがついていることもある」という点です。
スマホの補償だけなら不要とは言い切れませんが、補償とセキュリティなどの組み合わせだったりするとセキュリティは不要です。
補償についても、購入から2年や3年経過していても加入している方が多いです。
そこまで行くと、補償を使うための金額と新しく購入する金額がほとんど変わりません。
ですが、そんなことをショップは教えませんので、ほとんどのユーザーはそのまま加入し続けます。
補償以外にも大手キャリアでは、数多くのオプションメニューがあり、ショップでも積極的に提案しています。
加入したこと自体を忘れてしまう、ということも多々ありますので大手キャリアでは料金が高額になりがちです。
au利用でデータ量が3ギガ以下ならUQモバイルに乗り換え
UQモバイル
3ギガで1480円のくりこしプランS
UQモバイルでの料金プランはくりこしプランS、M、Lの3種類です。
特に、くりこしプランSのお得度が一番です。
3ギガまでの利用、auの通信設備がそのまま利用できて1480円です。
auで3ギガ使うという状況では先ほどご紹介したように、4000円程度かかります。
約3分の1まで料金を抑える事ができます。
しかも、UQモバイルはauのサブブランドなのでデータ通信速度も格安SIMと比べて高速です。
格安SIMの安さと、大手キャリアの通信品質を併せ持っているので、データ使用量が少ない方には特におすすめです。
学割も適用できるので、お子さんの利用もお得
(出典:UQモバイル公式サイト)
新規契約や機種変更、プラン変更で学割を適用できます。
お申込み時点の契約者または利用者の年齢が5歳以上18歳以下、という条件がありますので大学生は難しいです。
割引は8ヶ月間で「くりこしプランS」の場合は月580円の割引になります。
期間が中途半端ですね。
どうせだったら学生の間は割引とかにして欲しいものです。
ですが、利用しない手はありませんので使えるものは全部使いましょう。
UQモバイルの特徴
前述の通り、UQモバイルのプランは3種類です。
通話については「10分かけ放題(月額700円)」と「かけ放題(月額1700円)」がそれぞれ用意されています。
特徴は「データくりこし」と「節約モード」です。
データくりこしは、その名の通り余ったデータ量を翌月に持ち越すことができます。
節約モードはこのようなイメージです。
節約モードをオンにすることで、ギガ数を使う事なく通信をすることができます。
速度は当然遅くはなりますが、LINEやニュース閲覧などであれば問題ありません。
Youtubeなどの動画は高速通信でないと厳しいです。
auからUQへの乗り換え方法、手数料や手続きは?
auを利用していて、1ヶ月で3ギガ以下の利用であればUQモバイルに切り替えると、料金が3分の1になります。
auからであれば、手数料は無料です。
MNP予約番号だけは取得する必要がありますので、その点だけご注意ください。
UQモバイル
【まとめ】格安SIMはよくわからなくて不安という方はサブブランドがおすすめ
データ量が3ギガ以下の方は、全体的に格安SIMがおすすめなのですが、よくわからなくて不安という方も多いかと思います。
そうした場合に一番おすすめできるのが、サブブランドです。
今回ご紹介したUQモバイルはauのサブブランドということで、通信品質や使えるスマホなどauの利点がほとんどそのまま利用できるようになっています。
月額料金を安くしたいけど、スマホを買い換えたくはないという方にも有効です。
また、そこまで多くはないですが店舗も構えているのも、格安SIMと比べてサブブランドがおすすめできる理由です。
使い勝手を変えずに、料金を下げたいという方はサブブランドがおすすめです。
これを読んでくれた方のスマホ生活が向上しますように。
本日もありがとうございました。