先日、楽天アンリミットを契約してきました。
その時に一緒に「Rakuten Mini」を購入したのですが「意外とこれキッズケータイとして使えるんじゃ?」と思ったので、今回は実際に検証してみて使い勝手を解説します。
キッズケータイを扱っているのは、ドコモやソフトバンク、auといった大手キャリアです。
しかも、ドコモの場合だと親が同じ会社でないと利用することができません。
他の会社だと単独でも可能ですが、管理者設定の動作保証が無かったりして不利な条件になってしまいます。
こういった事もあり、現在格安SIMを使っている、という方の場合はお子さんのケータイをどうしようか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
もし仮に、楽天アンリミットでお子さんの契約をして、Rakuten Miniを使った場合、今なら「本体価格1円、月額料金300円で電話かけ放題」というキッズケータイが出来上がってしまいます。
契約の事務手数料や違約金もかかりませんので、ぜひ試してみてください。
それでは解説をしていきます。
Rakuten Miniってどんなスマホ?
まずはRakuten Miniがどんなスマホなのかを解説していきます。
世界最小、最軽量のスマートフォン
Rakuten Miniは世界最小、最軽量のスマートフォンとして2020年4月17日に発売されたスマートフォンです。
重量は79グラムと最近のスマートフォンの半分程度の重さになっています。
大きさもかなり小さくて、ミンティアよりちょっと大きいくらいでした。
Rakuten Miniのスペック
製品名 | Rakuten Mini |
色 | ナイトブラック / クールホワイト / クリムゾンレッド |
サイズ(高さ/幅/厚さ) | 約106.2 x 約53.4 x 約8.6 (mm) |
重量 | 約79g |
ディスプレイ | サイズ/種類 約3.6インチ/ TFT 解像度 HD/1,280 × 720 |
連続待受時間(LTE) | 約160時間 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 439 / オクタコア 2GHz + 1.45GHz |
OS | Android™ 9 Pie |
内蔵メモリ(RAM / ROM) | 3GB (RAM) / 32GB (ROM) |
メインカメラ(外側) | 約1,600万画素 |
フロントカメラ(内側) | 約500万画素 |
バッテリー容量 | 約1,250mAh |
Rakuten Miniのスペックはこのようになっています。
若干CPU能力が低いので、1年2年使ったらどうなるかはわかりませんが、今のところ普通に使う分には全く問題ありません。
不満点を言えば、サイズが小さいからなのですが、バッテリーが持たないと感じました。
1日使っていなくても6割くらいは減っていました。
表には入れていませんが、軽く水がかかっても問題無いレベルの防水性能があります。
あと、おサイフケータイ対応となっていて、Suicaなどの電子マネーを利用する事もできます。
全体的には小さいけど、しっかりスマホとしての機能を果たしているという印象です。
Rakuten Miniで何ができるの?
これまでは単純に性能の話をしてきましたが、ここからは実際どのような使い方ができるのかを解説します。
ドコモなどで販売されているキッズケータイと比較して解説していきます。
電話はRakuten Linkでかけ放題
Rakuten Miniは楽天モバイルのスマホなのでRakuten Linkが最初から入っています。
楽天アンリミットの契約を行う事で、このアプリを使い電話がかけ放題にできます。
複雑な操作は必要なく、普通に電話のアプリとして利用できます。
初期設定は店頭であれば全てやってもらえます。
SMSも無料で送受信できる
Rakuten Linkを使う事で、電話だけでなくSMS(ショートメール)も無料で送受信できます。
もしキッズケータイとして利用する場合は、Rakuten Linkだけで電話とメールをするようにしておけば料金はかかりません。
データ通信を利用しないアプリなので、ずっと0円で利用できます。
カメラも使える
Rakuten Miniにはキッズケータイには無いカメラ機能があります。
正直言って、カメラ性能は弱いです。
こちらは私のメインスマホであるGalaxy S9と比較した写真です。
夜に写真を撮った方がカメラ性能の差が出ますので、このような写真を撮りました。
Rakuten Miniで撮影した写真の方は光が強調されすぎてしまい、輪郭がぼやけてしまっています。
ただ、お子さんがカメラにこだわるという事は少ないでしょうし、起動の速度や反応も問題無かったので、普通に使う分には十分と言えます。
ストラップが付けられるので落とさない
キッズケータイには当然のようについているストラップ穴。
スマホではついている機種は非常に少ないですが、Rakuten Miniにはストラップ穴がついています。
ここに首から下げられるようなストラップをつければ、お子さんが持っていても落とす心配はありません。
キッズケータイでも、ストラップを付けているお子さんは多いです。
あんしんコントロール by i-フィルターで見守り、アプリの制限も
楽天アンリミットでは「あんしんコントロール by i-フィルター」というフィルタリングサービスがあります。
18歳未満の方が契約をする際は必須となるオプションサービスです。
月額300円(税別)となり、月額0円!と宣伝をしている楽天アンリミットですが、18歳未満の場合は0円にはなりません。
ですが、普通のキッズケータイが月額500円〜600円くらいな事を考えると割安です。
これに家族以外の通話料やSMSの送受信料金がかかりますので、だいたい1000円くらいが月額料金となります。
楽天アンリミットは電話かけ放題、SMSも使い放題という事なので、家計を考えるととても助かります。
18歳未満の契約の場合は申し込み必須
こちらの記事でも解説しましたが、18歳未満の契約の場合はフィルタリングサービスの申し込みが必須です。
[blogcard url=”https://smart-holic.com/rakuten-child-application/”]
月額料金はかかってしまいますが、加入しないと回線契約ができません。
居場所がわかる見守り機能
GPSによって、居場所を通知してくれます。
もちろん親のスマートフォンに送られてきますので、外出時や仕事中でも確認可能です。
また、指定の曜日や時間に自動で居場所が送られるように設定する事もできます。
利用状況がメールで送られてくる
お子さんがどんなサイトを見ているか気になりませんか?
この機能では、1日1回必ず利用状況がメールで送られてきます。
検索した単語、閲覧したサイトがどこなのかを確認可能です。
年齢に合わせたフィルタリング機能も
お子さんの成長に伴って、少しずつ解除していきたいという希望にも応えられる機能があります。
年齢に合わせたフィルタリングができますので、フィルター強度を調整し各家庭のルールに沿った使い方ができるようになります。
また、自動でのフィルタリングも可能です。
「アプリロック」というアプリでも機能制限
アプリロックというアプリをご存知でしょうか?
私はこちらを利用しているのですが、名前の通りスマホ内のアプリをロックできるアプリです。
パスコードを設定するだけで簡単なので利用しています。
お子さんに渡す前に、こちらのアプリを利用して機能制限をかけてから渡す、というのはいかがでしょうか。
YoutubeもインターネットもPlayストアも全てロック
アプリロックは、もちろん個別でのアプリ制限をかけられます。
例えば、Youtubeやインターネットを見るためのアプリ、アプリをダウンロードするGooglePlayストアまでロックできます。
この機能を使えば、電話とカメラとショートメール以外使えないようにするということも可能です。
連絡用ということでお子さんに渡す場合、このような設定をしておくことをお勧めします。
アプリロックの使い方
ここからはアプリロックの使い方をお伝えします。
アプリロックを開くと、このように各アプリの名称とカギのようなアイコンが出てきます。
ここからロックしたいアプリの右側にあるアイコンをタップすると、ロックがかけられます。
ロックしたアプリを解除するためには、パスコードかパターン入力でロックを解除する必要があります。
これは親の方で決めてしまいましょう。
この写真の場合は、パターン入力でロックをかけています。
設定したパスコードは、お子さんには教えないようにしてください。
たったこれだけで、ロックされたアプリを開こうとすると、上で設定した解除方法を求められます。
お子さんはもちろんそれを知らないので、ロックが解除できないという訳です。
アプリロックの良いところは、操作が簡単な点です。
しょっちゅう使うアプリではありませんので、設定が面倒だと元に戻せなくなってしまったりすることがあります。
大手キャリアのフィルタリングサービスも使いましたが、非常に設定が面倒だったのを覚えています。
アプリロックはとにかく簡単に使えるアプリです。
無料で使えますので、ぜひ試してみてください。
アプリロック
DoMobile Lab無料posted withアプリーチ
Rakuten Miniは本体価格1円キャンペーン中
2021年1月22日よりRakuten Miniは本体価格1円のキャンペーン中です。
終了日は未定となっていますが、売り切れてしまう可能性もあります。
楽天の会員で1ポイントでも持っていれば、それで精算ができてしまいますので、余った楽天ポイントで買いましょう。
こちらから申し込みが可能ですので、ぜひキャンペーン内容を確認して申し込んでください。
【まとめ】Rakuten Miniはキッズケータイとして充分使えるし月額料金も安い
今回はRakuten Miniを解説しました。
バッテリー容量が他のスマホと比べ半分以下となっており、電池持ちの面では不満に思う場面もあるかもしれません。
なので、正直言ってメインスマホとして使うには力不足です。
ですが、お子さんに初めて持たせるキッズケータイとしてなら有効な選択肢なのではないでしょうか。
電話がかけ放題、ショートメールも使い放題、月額料金もフィルタリング込みで300円とスマホが使える金額ではありません。
お子さんにキッズケータイを持たせようか悩んでいる方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。
↓お子さんの楽天アンリミットを申し込む手順はこちらで解説。
[blogcard url=”https://smart-holic.com/rakuten-child-application/”]
↓お子さんの契約の場合は店舗契約が必須です。こちらも合わせてご覧ください。
[blogcard url=”https://smart-holic.com/rakuten-unlimit-01/”]
スマホの料金や機種購入についてのご相談を「ココナラ」で受け付けています。
これまでにも数多くのご相談を受けています。
色々考えてみたけど難しい、時間が無いという方はぜひ一度ご相談ください。
スマホ料金、最安にします 【セット料金】見直し、乗り換え、格安SIMサポート
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様のスマホ生活が向上しますように。
他にもスマホについての記事を公開しています。
ぜひご覧ください。