今回は、お子さんがスマホを持ちたいと言ってきた、だけど月額料金が数千円かかってしまうのは厳しいという方への内容です。
この方法であれば、月1000円以下という格安料金でスマホを持たせる事ができます。
スマホの月額料金は非常に高いです。
2020年12月にMND研究所から発表されたスマホの月額料金についての記事です。
MMD研究所はこのほど、「通信サービスの料金と容量に関する実態調査」の結果を発表した。11月時点でスマートフォンユーザーが支払っている月額料金の平均額は、大手3社(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)の利用者が8312円、格安SIMの利用者が4424円だった。ITmediaNEWS
たとえ格安SIMだったとしても、月額で4000円以上です。
これを小学生や中学生の子供に毎月かける、というのは私の家では厳しいです。
私は、今回紹介する方法でスマホを持たせています。
スマホは持たせたいけど月額料金はかけたくない、という方はぜひ今回の方法でお子さんにスマホを持たせてみてはどうでしょうか。
格安SIMでデータ通信のみの契約にする
まず、お子さんに持たせるスマホの通信契約は格安SIMにすることです。
おっしゃる通りです。普通に電話として使えるように通信契約をした場合、いくら格安SIMでも1000円以下にはなりません。
そこで私がやっているのは、
「データ通信のみで、月1〜3ギガのデータ使用量で契約をする」です。
ドコモ、ソフトバンク、auを使っている方はイメージしづらいかも知れませんが、格安SIMではスマホの契約が2種類あります。
それが「音声電話付き契約」と「データ通信のみ契約」です。
音声電話がついていると、普通に電話番号での電話ができることに加えデータ通信がありますので、月額料金が高くなります。
データ通信のみの契約はタブレットなどを使う時に契約する事が多く、電話をすることはできませんが月額料金が安いです。
そこで、音声通話は捨ててデータ通信のみの契約をして、さらに低容量である1ギガ程度の契約にすることで月1000円以下に抑えています。
じゃあ連絡はどうするのか?という疑問があるかと思いますので、次に解説します。
通話はLINEを利用する
通話に関しては、LINEの通話機能を使います。
LINEは現在月間8600万人が使っているサービスです。
ほとんど使っていない人はいない、というレベルなので困ることはありません。
データ通信のみのプランでも電話番号は発行されますので、それを使って登録ができます。
できるだけWi-Fiを利用させ通信量を抑える
たとえ格安SIMであったとしても、データ通信量が多くなってしまうと大手キャリアと変わらないくらいの価格になってしまいます。
なので、できるだけ通信量を抑えるためにWi-Fiの使い方は教えておくといいですよ。
この方法を使うときのおすすめ格安SIM
まずはLINEを使う事が前提になるので、一番はLINEモバイルです。LINEの利用に関してはデータ通信量のカウント外になりますので、非常におすすめです。
ですが、LINEモバイルは、12月のソフトバンクの発表で、今後はSoftBank on LINEで統一されて提供という事になり、新規受付を終了しますので、今回は省きました。
LINEが使い放題というのは魅力的なので、今後どういったサービスになるか注目です。
今回はそれ以外でおすすめの格安SIMを2つご紹介します。
イオンモバイル データ1GBプラン
まず最初は「イオンモバイル データ1GBプラン」です。
ショッピングモールのイオンが運営している格安SIMです。
回線自体はドコモ回線を使っています。格安SIMの中でも様々なプランがあるのが特徴です。
とにかく安く使える
まず、このプランはとにかく安く使えます。
データ通信量は1ギガですが、なんと月480円で使えます。
1000円どころではありません。
大手キャリアでキッズケータイを使うのと同じくらいの基本料金です。
他の格安SIMと比較しても、若干通信速度が遅いようですが、外ではあまり使わせないようにするという事であれば、価格面から言ってもおすすめです。
それ以外にもお得なプランが多いので、詳しい料金プランはリンク先をご覧ください。
[blogcard url=”https://aeonmobile.jp/plan/”]
店舗でわからないことを聞く事ができる
イオンモバイルに関しては、お近くのイオンで申し込みができます。
格安SIMにしては珍しく、店舗での対応とインターネットでの対応とで選ぶ事ができますので、初心者の方でも安心です。
もしスマホが故障したとしても、店舗であれば相談もできますし安心ですね。
BIGLOBEモバイル データ3GBプラン
次は「BIGLOBEモバイル データ3GBプラン 」です。
格安SIMの中では割と有名です。
取り扱っているスマホも多いので、こちらで購入するというのも良いのではないでしょうか。
音声通話ありなら1ギガから選べますが、データ通信のみの場合は3ギガからとなります。
そこそこ使えて安い
データ3GBプランの月額料金は900円となっています。
消費税込みでも990円となっていますので、実際の支払いでも1000円を切る価格で使う事が可能です。
3ギガあれば安心できるかなという通信量です。
例えば夜に塾に行く、など外出の多いお子さんにはイオンモバイルよりはこちらの方が使いやすいのではないでしょうか。
家族割があるので家族で使って安くできる
BIGLOBEモバイルは家族割があります。
2回線以上から適用でき、それぞれ月200円割引されます。
もし、きょうだいで使うとか、家族全員でBIGLOBEモバイルに移行するなどの場合は、確実に適用させておきましょう。
エンタメフリーがあるので親も安く動画が楽しめる
もし家族で移行する場合、親の回線はデータ通信量をどうするかが気になります。
外出先で動画を見るなどをしている場合は、多いデータ通信量を契約するのではなく「エンタメフリー・オプション」を契約するのがおすすめです。
動画で言えば、YouTube、ABEMA、U-NEXT、YouTube Kidsの視聴に関わるデータ通信量は、このオプションに入っていれば通信料の制限無く見る事ができます。
料金は、音声通話ありのSIMであれば月480円、データ通信であれば月980円となります。
よくYoutubeを見ているということであれば、データ量を増やすよりもお得になります。
【まとめ】スマホ=電話ではなくデータ通信機器として持たせる
いかがでしたでしょうか。
スマホと言うと電話をつけるという事を想像しがちですが、単純にデータ通信機器という使い方もできます。
格安SIMを使うという事で、最初は手続きが大変にはなりますが、一度設定してしまえばそれからは月1000円以下でスマホが使えます。
もし難しいようであれば、ご紹介したイオンモバイルなら店舗もありますので、そちらで相談してみてください。
格安SIMの会社は非常に多いです。
今回紹介した以外にもお得なプランで使える会社はたくさんありますので、ぜひ色々探してみてください。
意識することは、「データ通信のみで、月1〜3ギガのデータ使用量で契約をする」です。
できるだけ固定費を下げて、楽しいスマホ生活を送ってください。
これを読んでくれた方のスマホ生活が充実しますように。
今回もありがとうございました。