ドコモからSmartあんしん補償という新しい補償サービスが提供されました。
提供日は9月15日からとなっています。
スマホの補償サービスは加入している方も多いので、これからスマホを購入しようとしている方にも検討している方も多いと思います。
提供条件は、2022年9月1日以降に発売した対象機種の購入日もしくは持込機種での回線契約日を含めて14日以内の加入という事で、今のところ対象機種はiPhone14シリーズだけとなります。
今回は、これまであったケータイ補償サービスと何が違うのか、加入した方が良いのかどうかを解説していきます。
こんにちは、スマートホリック(@smart_holic1019)です。
このブログは「家族でスマホを使う時に、お得で使いやすいサービスを紹介する」をコンセプトに作っています。
それでは今回の解説はこちらです!
Smartあんしん補償の月額料金
まずはSmartあんしん補償の月額料金を解説します。
これまであったケータイ補償サービスよりも月額料金が下がりました。
購入した端末によって月額料金が違う
smartあんしん補償の対応機種は、現在のところiPhone14シリーズのみ、となっていますが購入した端末によって月額料金は4段階に分かれます。
詳細は補償サービスの月額料金を検索から調べてもらえればと思いますが、おおまかに分けると下記のようになります。
ガラホやキッズケータイなど 月額330円
Androidスマホ(スタンダード) 月額550円
Androidスマホ(ハイスペック)、iPhoneSE、無印 月額825円
iPhone Proシリーズ 月額990円
これまでのケータイ補償サービスと比較すると
ガラホやキッズケータイ 月額350円→330円
iPhone Proシリーズ 月額1100円→990円
と上限と下限が安くなりました。
もっとも多い中心部分に関してはこれまでと提供価格は変わりません。
ただ「ケータイ補償サービス」と比較して「Smartあんしん補償」はサービス内容が増えました。この後ご紹介していきます。
Smartあんしん補償のサービス内容
Smartあんしん補償のサービス内容を説明します。
これまでのケータイ補償よりも内容が増え、補償してくれる幅が広がっています。
故障時の修理代金サポート
故障してしまった機種を、ドコモで修理する場合の修理代金をサポート。
またメーカーによる保証期間1年間に加え、2年目以降も修理受付終了までドコモが保証する、というサービスとなっています。
通常、スマホが故障した場合、例えばiPhone13であれば
※アップル公式サイトで試算
・画面修理:42800円
・バッテリー交換:12800円
・その他修理(電源入らずなど):68800円
といったように、内容によってはスマホがもう一台買えてしまうくらいかかってしまいます。
ですが、Smartあんしん補償に加入している場合はどの修理内容でも最大5500円までしかかかりません。
また、修理中には代替機を貸してもらえるので、仕事で電話を使うといった方でも安心です。
ちなみにAndroidスマホの場合は最大で3300円となります。
サポート対象外となるケース
docomo Certified(ドコモ認定リユース品)は保証延長の対象外です。
機種、故障箇所、修理部品の不足などにより故障修理できない場合があります。
対象は電話機本体のみです。リアカバーなどのオプション品は買い替えとなります。
iPadおよび、メーカーが販売元の製品などの一部機種は、本サービスの対象外となります。
スマホの交換
水濡れや紛失、盗難などのトラブルによりスマホが使えなくなった時、同じ機種に交換できるサービスです。
これまでのケータイ補償と同じ内容です。
リフレッシュ品となりますが、最短当日で受け取る事ができるので、利用する方も多いサービスとなっています。
実際、ドコモショップでも1日1人はいたように思います。
交換費用は補償サービスで支払っている月額料金によって変わります。
月額330円 5,500円
月額550円 8,250円
月額825円 12,100円
月額990円 12,100円
リフレッシュ品(B品)の場合 4,400円
リフレッシュ品(B品)というのはキズや汚れなどが目立つ機種になります。
ただ、この交換サービスに関してはそもそも全てリフレッシュ品となっているので、新品と交換できるという訳ではありません。
安く交換できるので、気にしないという方はこちらを利用するのも良いのではないでしょうか。
ちなみにWeb(My docomo)から申し込んだ場合、「WEB割」が適用されサービスご利用時のご負担金が10%割引となります。
データ復旧の割引
スマホが水没してしまったりで電源が入らず、データを取り出す事ができないとなった場合にドコモでデータ復旧をしてくれます。
全てのデータが無事に帰ってくるというのは保証していないようですが、完全に諦めるよりはやってみるのが良いと思います。
Smartあんしん補償に加入している場合は1100円でデータ復旧をすることができます。
もし加入していない場合でも8800円払えば復旧をしてくれます。
2022年5月31日より、来店不要で「ドコモオンラインお手続きサイト」からお申込みできるようになりました。
ケータイお探しサービス
スマホを紛失してしまった時など、おおよその位置を検索する事ができるサービスとなります。
ケータイお探しサービス自体は月額55円のサービスですが、補償に入っていれば無料でついてきます。
意外と加入しているのを知らなかったという方もいますので、スマホを無くしてしまった時はショップで聞いてみるのも良いと思います。
ケータイお探しサービスにも、Smartあんしん補償にも入っていない場合でも3300円で一回探してくれます。
ドコモ回線であることが条件となりますので、他社の場合はできません。
イエナカ機器補償(特典)
パソコンやゲーム機等、ご家庭でお使いのインターネットにつながるデジタル機器が故障・破損した際に、修理や代替品の提供により補償します。
たとえばパソコンなら最大70000円まで補償してくれます。
補償額は対象機器によって異なります。
対象機器
・パソコン
・タブレット端末
・テレビ
・ゲーム機
・プリンター
・外付けHDD
・ルーター
・AIスピーカー
・一部のドコモ販売品
かなり幅広い補償となっています。パソコンに関してはデータ復旧のための補償金も最大50000円出ます。
補償回数は年2回まで、有効期限は事故日から60日以内となっていますので、もし加入している場合は早めに確認するようにしましょう。
補償手続きとしては、smartあんしん補償センターにアクセスして表示されている電話番号に電話をします。
その後ドコモの提携業者が故障した機器を修理してくれる、という段取りのようです。
スマホ不正決済補償(特典)
各事業者が提供するQRコード決済などが第三者による不正利用の被害に遭われた際に、最大100万円まで補償する、というサービスです。
【QRコード決済】
・クレジットカード等または銀行口座の不正登録
・決済アプリがインストールされた端末の盗難
・なりすましによる不正ログイン
【後払い式電子マネー】
・後払い式電子マネーの不正使用
・決済事業者等から不正使用の認定を受けなかった場合(認定を受けても決済事業者から客観的な通知が行われなかった場合も含む)
・利用するQRコード決済サービス等がセキュリティ基準を満たさなかった場合
・国外で不正使用された場合
・クレジットカード等、銀行口座またはQR決済システムが、国外で発行されている場合
・利用者の過失または決済事業者等の破綻によって、決済事業者等から補償を受けられなかった場合
・契約者が法人その他団体の場合、次の①および②が同一の者であることが資料によって確認できない場合
①「smartあんしん補償」を契約している携帯電話の常時利用者
②不正利用されたクレジットカード等の名義人またはQR決済システム等のIDナンバー等の登録者名
近年QRコード決済のトラブルが多くなっています。
私もときたま利用したりしますが、便利な分、詳しくない人にとっては何か不正を行なわれていても気づきづらいという欠点もあります。
QRコード決済事業者でも補償をしていますが、期間が30日や60日と短いです。
対してこちらの補償は365日と非常に長いので、使う側としては安心できます。
携行品補償mini(特典)
外出先で身の回りの持ち物が盗難や破損などの被害に遭った場合に最大1万円の補償を受けられる保険です。
例えばデジカメや時計などになります。
対象外のものとしては自転車などの乗り物やコンタクトレンズなど体の一部になるものなど、結構多いです。
使う時は「とりあえず」申請してみて補償されるかどうかっていう使い方が良さそうです。
Smartあんしん補償の加入特典
これまでのケータイ補償サービス同様、初回加入に特典があります。
初回30日間は無料で利用できる
1回線につき「smartあんしん補償」の初回加入時の1回に限り、月額料金が最大31日間無料になります。
機種変更でスマホを変えた時には適用されませんのでご注意ください。
Smartあんしん補償のパック内容
Smartあんしん補償に他サービスを付与してパック料金で利用する事ができます。
・あんしんセキュリティ 220円
・あんしん遠隔サポート 440円
こちら2つのサービスをSmartあんしん補償にプラス242円でつけることができます。
【まとめ】Smartあんしん補償はいる?いらない?
これまでのケータイ補償サービスと比較して、だいぶサービス内容が増えました。
特にイエナカ機器補償、不正決済補償など内容も手厚く時代にあったサービスとも言えます。
元々ケータイ補償に加入している人であれば、機種変更した時にこちらに切り替えるのは良いと思います。
あと、AppleCareよりも補償内容としては良いので、ドコモのユーザーであればこちらを選んだ方がお得です。
あとは、元々補償をつけていない人がこの補償を目当てに入るかどうかという部分ですが、私自身は入らないと思います。
まず、メインのケータイ補償についてですが、例えばiPhone14を使っていて2年後に画面割れの修理をすると仮定した場合にはこのような計算になります。
合計:25300円
補償月額料金:825円×24ヶ月=19800円
修理料金:5500円
補償に入っていない場合は36800円となりますので、10000円程度はお得になります。
ただ、壊れなければ補償に入っていない場合の出費は0円という話にはなります。
私個人の考えとしてはスマホを補償サービスに入ってまで長く使うよりも、キャンペーンなどで安く買えるタイミングでそこそこのスマホに買い替える方がお得に使えると思っているので、補償はこれまでもこれからも入るつもりはありません。
でも良いスマホを長く使いたいという場合は補償があった方が安心です。
あと、よく落とすと自覚している方もですよ。
今回はドコモのSmartあんしん補償について解説しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様のスマホ生活が向上しますように。
他にもスマホについての記事を公開しています。
ぜひご覧ください。
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